ベリブる

土屋君がNation(ナシオンと読む)で少し用事があるとのことでひょこひょこ着いて行く。昨日はメトロと徒歩で過ごしたが今日はなまめが乗ってみたかった公共自転車Velib(ベリブ)で移動する。

Velibについて

1日1ユーロで利用可能な公共レンタルサイクル。パリ市内各地にVelibステーションがあって、1回の利用が30分を超えると追加課金される。市内をメトロの路線で張り巡らされているパリ市内ですが、10駅分くらいまではほとんど30分以内で移動可能。メトロが汚くて全く街の雰囲気を楽しめないのと比較して、良い運動にもなるしローカルな風景を楽しめて断然楽しい。遠距離移動ならステーションを乗り継いでいけば1ユーロのままずっと使用可能。年間パスも定かではないが50ユーロ以下でした。
交通渋滞と環境汚染、それからフランスに多い交通機関ストライキに対応するため始まったVelib。世界中に導入されれば旅はもっと楽しくなるし、温暖化要因の13%を占める自動車排気ガスは多少なりとも軽減されるでしょう。東京に住んでて日本版Velibが都内に導入されたらなまめはほとんど電車使わなくなるし、車も電気自動車が主流になった頃に買えば良いかと思えます。

日本では似たようなもので渋谷の傘のフリーレンタルがあったかな。日本版Velibなんとかならないものだろうか。起業するか。

フランスは電通

カフェにてフランスのエリート社会について話を聞く。フランスのトップ層は日本以上に激しい学歴社会。*1
複雑化された大学システムをくぐり抜けた猛者は官僚コースか、落ちぶれても企業幹部クラス。エリート達はフランス人らしからぬハイモチベーションで働きまくるらしい。日曜日は店を閉めちゃうような国民性でよく経済が成り立つもんだなと思いましたが、少数エリートが国を背負って引っ張って行く電通のような国だということがよくわかりました。

*1:というか他の国を見てると日本なんて全然大した事ない。