kiva.orgでセネガルの自営業4児の母に融資してみたよ

先日仲良くなった子が貧困問題に関心があるらしく、自分もそうなんだよーみたいな話をしだしての返答の一コマ。「yea, im definitely interested. what do you do for it?」って言われた。ドキリ。その子はアンチエイズプログラムでザンビアに行って1ヶ月ボランティアをしてた。あれ、、、俺なんかしてるっけ、、、

ということで表題の通り。国際開発とかに興味がありながら実際何もしてませんではお話にならないので、先日ブログに少し書いた、マイクロファイナンスソーシャルレンディングの雄、kiva.orgに参加しました。4月17日現在日本語版サイトは無いみたいだけど、簡単なので誰でもできます。kiva.orgは$25から融資可能で、利息は無しだが投資した人がちゃんと事業を成功させて返済すれば出した分だけ戻ってきます。成功させてとはいっても、現地各エリアに返済プランをサポートするスタッフがいて、デフォルト率は0.2%とかなので全然問題無し。なまめが今回融資を決めたのはこんな人。
http://www.kiva.org/app.php?page=businesses&action=about&id=101002&_te=ty

Sounkarou Kebe is a woman of 31, divorced and the mother of 4 children. She would like to bolster the working capital of her business. She transforms peanuts into peanut butter which she sells. Her income permits her to improve living conditions and ensure the health and the school fees for her children.

[意訳]
Sounkarou Kebeは31歳バツイチ4児の母。融資されたお金は実からピーナッツバターを作る自営業の追加資金源にします。現在の彼女の収入では生活水準と、子供達への衛生健康教育を著しく阻害しており、融資を希望します。

常時700人くらい資金調達を臨む人のプロフィールが掲載されているんだけど、思ったよりは事業プランとかはしっかりしてなくて*1、最終的には写真とプロフを見ながら「なんか金無いとヤバそうな人」くらいの感覚で決めてしまった。眼が虚ろで、服も粗末で、なんか疲れきってて、男性社会*2の中離婚してて、幼い子供が4人いる。割と他の人達がニコニコしながら写真映ってたりとか、ナイキのTシャツ着てたりとかしてる中で印象的だったので決めました。$25と、kiva.orgへの寄付金$3.75で日本円でもトータル2900円くらい。自分が本とか服とかご飯とか嗜好品にかける額を考えると本当に微々たる額ですね。

自分へのエクスキューズに使ってしまった感覚もあるが、ともあれ事実としてなまめからSounkarou Kebeさんへ間違いなくお金が動いた事が大事。まだあまり実感は無いが、希望融資額が満額になり事業が開始されると、本人から日記とか進捗レポートが届くらしいので楽しみに待つ事にする。

Kiva - Loans that change lives http://www.kiva.org/app.php

*1:農業とか、果物売りますのレベルだから無理な話ではあるが

*2:これは本から得た偏見かもしれない