未来思考で選択を

留学先にアジアの多人種国際金融センター、シンガポールを候補に入れて考えるようになった。留学を考えてる仲間が猫も杓子もアメリカの大学を考えている中で*1、「当たり前」をあえて踏み外すことで手に入るものは大きいのでは。成果を持って経験済みの感覚だし、何より僕らしい。

アメリカは魅力的であり続けるか

なまめが海外留学に一番に求めるのは、人。めちゃめちゃ優秀で魅力的なクラスメイトと夜通しで興奮しながら夢とかこれからのキャリアとか半分酔っぱらいながら語ってみたり、そんな友達とその瞬間を共有できることが嬉しくて身震いしちゃったり、40年も50年も関係が続く事が確信できるような、そんな青臭い感覚を思う存分味わいたいのだ。だから一年間チャラチャラ遊学して、英語は完璧にしてきましたーではお話にならない。と自分に堅くルールを敷いている。
で、これまでの常識では資本が集積され世界の頭脳が集まるアメリカがそれを満たす最適解だったんだろうけど、アジアにどんどん資本が流れていくのを横目に古い流れに飛び乗るのは軽卒というものだろう。

アメリカが世界から優秀な人材を集め続けている理由は、何もブランドに流されている訳ではなくて、しっかりそのための投資をしてるから。最先端の設備があればそこで研究したいし、超VIP待遇で大学教授になってくださいなんて頭下げられたら自分の国も捨てるわ。このマインドがシリコンバレーを育て、グーグル以下略を生み出した。でもこのサイクルが壊れたら?例えば、エンジェルがそっぽを向いて別の国に拠点を移したり、白人じゃないと入国がこんな大変なら行かないよ!とか、まぁなんでもいいけど、インセンティブがお金である以上、それが稼働する場所はどこでも(バーチャル上でも)良い訳だ。だから意外とがらっと変わったりしてね。

数年のタームで"アメリカ行き"が否定的になることはありえないと思うけど、自分が60歳くらいになったときに最良である選択肢を選びたいです。少なくとも、慶應の学歴が60歳になったときに健在だとは思えないし。というか日本の大学が、というか日本が、になってしまうのかな。

交換留学のある国立シンガポール大学はアジアトップの大学の1つ。別に北京大学でも香港大学でもいいんだけど、気候と、英語と中国語を両方取得できる点と、あと大陸と比べてのんびりした感じが好き。(イメージ)

*1:ついこの前までの自分含め